日本に置けるキューバのイメージといえば、社会主義国家であることや文豪が愛したビーチがあるということにとどまっています。しかし、2015年にアメリカとの国交が回復し、新たな歴史を築き上げる段階に入ったキューバは様々な魅力があります。
キューバは観光地としても世界的に有名です。意外なほどに治安は良く、親日国家としても知られています。日本からの直通便は無いものの、キューバ旅行は決して高いハードルではありません。

キューバまでの空路

日本からキューバ旅行に行く際は空路を利用することになります。しかし、日本からの直通便はないためどこかでトランジットする必要があるのです。経由地として一般的なのはカナダやメキシコ、バハマ、フランス、そしてアメリカです。以前はアメリカからキューバへの直行便がありませんでしたが、2015年にアメリカとキューバの国交が回復したことに伴い、2016年の11月に約半世紀ぶりに直行便が復活しました。ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港からホセ・マルティ国際空港に飛行機で行けるようになったのです。
経由地はどこを選ぶのも旅行者の自由ですが、選び方のおすすめはキューバ旅行の位置づけです。キューバを中心として中南米を旅行したいのであればメキシコやバハマを経由し、世界旅行の雰囲気を味わいたいのであればフランスを経由し、手軽さを優先するのであればアメリカやカナダを経由するといった選び方をするとキューバ旅行をより楽しむことができます。

安い・おススメの空路は?

最も安い空路はキューバだけを目的とする場合で、時期によっても違いはありますがメキシコを経由する方法です。成田空港からメキシコシティ国際空港に飛び、さらに同国のカンクン国際空港を乗り継いでキューバのホセ・マルティ国際空港に到着するというルートです。
しかし、せっかくの海外旅行をキューバだけで終わらせてしまうのはおすすめできません。必ず乗り継ぎを行わなければならないので、経由地も観光すると一度の旅行で複数の国を満喫できるのです。特におすすめできるルートが、世界一周ルートです。東京の成田空港を出発し、中国の上海浦東国際空港を経由してフランスのシャルル・ド・ゴール国際空港に到着します。続いて、シャルル・ド・ゴール国際空港からカナダのピアソン国際空港で乗り継ぎ、最終目的地であるキューバのホセ・マルティ国際空港にたどり着くというルートです。日本を含めて北半球の5カ国を巡るルートで、一生の思い出になるはずです。